お返し
本来はお世話になった方々に贈ったり取引関係の方々に贈るのが一般的ですので、贈られる側は特にお返しを必要としませんが、届いた後に出来るだけ速やかに電話か手紙でお礼の心を伝えるのが礼儀です。
お礼を伝えるだけでは気がすまない相手や同僚・友人などの場合には、返礼として同額程度の「御礼」の品か「お歳暮」を贈っても特に問題はありません。寒中見舞いの場合も同様です。
お歳暮のお礼状
お歳暮の礼状は、お歳暮を贈ってもらった相手の心遣いに対して感謝の気持ちを伝えることが主目的ですが、お歳暮が無事に届いたことを知らせる役割もありますので、受取った後に出来るだけ早く出すように心がけましょう。
昨今では電話でお礼を済ませることが多いようですが、電話はとりあえず掛けても礼状をきちんと出すのが正しいマナーです。
戴いたことへのお礼を真心込めてしたためた葉書や手紙には、電話では感じられない温かさが伝わるはずです。
また、パソコンで作成しプリントしたものよりも、たとえ下手な字であっても手書きでしたためたものの方が一層真心が伝わります。
相手にこちら側の気持ちを伝えることが大事ですので、友人や特に親しい方への礼状は難ぐるしい形式にこだわる必要はありませんが、目上の方への礼状は注意が必要です。
以下の文例は目上の方への礼状に対する書き方です。
●書き方のポイント
1)文頭は季節の挨拶から、書き出しは行を変え一文字下げること。
・師走の候、初冬の候、歳末の候、など
・年の瀬も押し迫ってまいりました。
・歳末を迎え何かとあわただしい季節となりました。
・師走に入り寒さも一段と厳しくなってまいりました。
・今年も残り少なくなってまいりました。
2)相手の安否を気遣う
・○○様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
・皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
3)日頃お世話になっていることへのお礼
・日頃は大変お世話になっておりまして
・平素は何かとお気遣いを戴き
4)お歳暮を送ってもらったことへのお礼
・いつもご丁寧にお心遣いを戴き
・この度はお心遣いの品をお贈り戴きまして
5)相手の家族に対する心遣いを
・どうぞ奥様にもよろしくお伝えください。
・どうか皆々様にもよろしくお伝えください。
6)相手の健康を祈る言葉を
・師走のあわただしい季節柄、くれぐれもご自愛されて良き新年をお迎えください。
・寒さ厳しい折から、どうかお体を大事されて良い年をお迎えください。
7)最後に「先ずはお礼まで、先ずはお礼方々ご挨拶まで」などと結ぶ
※夫宛てのお歳暮に対して、妻が礼状を代筆する場合は、夫の名前を書いた左脇にやや小さい文字で「内」と書き添えます。
尚、家人によらず本人以外の者が礼状を代筆する場合は、本人の名前の左側にやや小さく「代」と書き、その下に代筆者の名前を書き入れます。
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